こちらの更新はとっても久しぶりになってしまいました。
女性コーディネイターと内装を相談できる香川県の工務店、Pon&Con企画です。
コロナ禍も「ウィズコロナ」の形で少し出口が見えてきたような気がしますね!!
皆さまいかがお過ごしでしたか?
リフォームしたいけど、コロナ禍でご近所の目が…と仰られる方もたくさんいらっしゃいました。「ごめんね」なんて言っていただき「とんっでもない!またよろしくお願いします!」
今回は壁紙選びのお話しです!お部屋で一番広い面積を占めるのはどこか!?
壁!でございます。
壁とカーテンがお部屋の印象を決めると言っても過言ではございません!
でも、いざ、壁紙を変えようと思って、カタログを見ても…「…ど…どうしたらえんやろか?」と戸惑うのが普通です。戸惑ってしまう理由とその解消法として絶対やっていただきたい2つの事をお伝えします。
では、みなさん、私、コーディネイターのSATOKOと一緒に考えてまいりましょうっ!
さて、パンデミックのおかげ(?)で一般的になった、オンライン会議。お家からお仕事される方も多い中、背景が…と試行錯誤された方も多いのでは?例にもれず、私もその一人。今の事務所に移転した瞬間から「壁紙がカッコ悪い!どうにかならんの!?」と言い続けていました。けれど、このパンデミックまで「誰に見せるわけでもなし」と、ここままで来ました。
ところが!!印刷物などのデザインや海外事業を普段は担当する私。このパンデミックでオンライン会議の行う機会が増えました。そして、画面に映る背景のカッコ悪さに嫌気がさしてしまったのです。
背景をぼかすと「何隠してるの?」ってなるし、デザイナーなのになんて酷い壁紙のオフィスで仕事してるの(※誰にも言われたことはないけれど)?って思われるかもしれないし、何より「私がもう耐えられないっ!!(叫)」。
…と…社長に訴えたところ…意外にもすんなり「じゃぁ、替える?」と返答が…。今までの闘いは何だったんだ!
そんなこんなで、自分のオフィスの壁紙をオンライン会議で映るところだけ(苦笑)張り替えてもらえることになりました!!ィエイッ!…せっかくなので、壁紙選びについて、皆さんと一緒に考えようと思ったのです。
絶対ダメッ!カタログだけ見て決めちゃダメっ!
壁紙のカタログってご覧になったことありますか?壁紙貼り替えのご要望をいただいて、カタログをお持ちすると、だいたい皆さん「ゾッ!」とした表情をされます。種類が多いのも一つの理由なんですが…それ以上に…
壁紙のカタログはだいたいどこもこんな感じです。
スワッチと呼ばれる、実際の壁紙を数センチ角に切り抜いたものが貼ってあって、質感、エンボスなどを確認できます。そして、その壁紙を使った例の写真があります。
慣れれば、この情報で十分なんですけど…「壁紙カタログに慣れるって…何回貼り替えるのよ!!」ってなりますよね(苦笑)。
みなさんが一番戸惑われるポイントの1つは…スワッチを見て…
「何この柄!?」「これ柄のどこぉぉおおおお!!!???」…となること。私も油断するとなります。「え?この柄何?」それで、スタイル例(部屋の写真)を見て
「あぁなるほど」と思うわけです。
けれど、スワッチが悪いわけじゃないんです。これはこれで、柄の大きさを知るのに役立ちます。
カタログ戸惑いポイントのもう1つは…
「貼ったところがイメージしずらい/できない」こと。
カタログのスワッチだけで決めると「濃い色だと思って決めたのに貼ってみたら、想定より薄くなった気がする」…という現象が起こることがあります。
だからっ!
この2つは絶対しましょう!
1:カットサンプルを巾なりで取り寄せましょう!
カタログで貼りたい壁紙の目星をつけたら、「巾なりのカットサンプルをとってください」と担当さんに伝えてください。ちゃんとしたところなら、言わなくてもとってくれますが、念のため。
「巾なりカットサンプル」とはなんぞや!?写真の上側に貼ってある幅の広い実際の壁紙のサンプルのことです。実際の壁紙の巾でサンプルを送ってくれます。この記事のために、昔お客様のために取り寄せた巾なりをひっぱり出してきました。下の4つのサンプルは「カットサンプル」。A4サイズで来ます。
「カットサンプル」と依頼すると、カタログのスワッチよりは大きいけれど、巾なりほど大きくないサンプルが来ます。
「巾なりカットサンプル」と依頼すると、実際の壁紙の巾で来ます。
私が自分のデスク背景用に今回選んだのは、「カットサンプル(写真下)」の4つ。柄も大きくないし、カットサンプルで十分検討が出来るので、カットサンプルにしました。
この写真、ある作業をしています。何かわかりますか?それが次の絶対やってほしいこと!
2:絶対壁に充てて部屋の照明をつけて検討するっ!!
カットサンプルを(巾なりでもそうじゃなくても)送ってもらう最大の理由はココ!!サンプルが届いたら、実際に貼ろうと思っている壁に充てて、照明をつけて眺めてみてください。可能なら日中照明をつけていない時もどう見えるか確認してください。
理由は、見え方の確認であるのはもちろんですが、エンボスの見え方、照明との相性を見るためです。
多くの壁紙にはエンボス(でこぼこ)があります。盛り上がっているところには影が出来ます。小さな影の場合が多いですが、その影すらもお部屋の演出に一役かっています。上から照射する照明なら、下に影。間接照明などで、横や下から照射すると別の位置に影が出来ます。
色もお部屋の照明の色によって見え方も変わります。
そして何より、これをやるとイメージが沸いて、眺めているだけでワクワクします!
さぁ~て、どれにしようかなぁ~♪この記事をアップしたらニヤニヤしながら検討しますっ!
それでも、やっぱり自分だけで決めるのは無理っ!!!!と思ったら…
私と一緒に「あーでもない、こーでもない」と決めていくのはいかがですか?それなら、少しは気が楽になりますか?壁紙選びが楽しくなりそうですか?本来、お部屋のトーンを決める壁紙選びは楽しいものじゃなくちゃ!
私でお役に立てそうでしたら、ご遠慮なく、ご連絡くださいね^^
SATOKO