ポンアンドコン企画と考える、あなたの家づくり。

香川県にある「あなたの想いを形にする」工務店による、あなたの家づくりを考えるブログ

新居 施工事例

住む人らしさに満ちたこだわりの内装築-50年の家を今と人にあった形に

中古で買った家を「土間」と「かまど」のあるキッチンを備え、現代の生活スタイルとそこで生活されるご家族にあった内装に全面改装。お客様の目指したライフスタイルとは?改装前の姿とは?

「新居を構える」には賃貸以外だと、「新築」が一番最初に思い浮かぶのではないでしょうか?しかし、「既に建っている家を大幅に改装する」という方法も選択肢の1つです。躯体(家を支える構造部分)がしっかりしていれば、なんと!ある程度間取りは自由に変更することが出来るんです。

同じ予算でも、築年数の建った家を土地付きで購入し、解体して新築を建てるとなるとどうしても解体費がかかります。建坪の広い築年数の建った躯体のしっかりしたお家をそのまま使うことが出来れば…解体費分施工や設備に回すことができます。

今回の施工事例は、そんな選択をされ、お子さんたちがお家の中で走り回ってもへっちゃらな新居を手に入れたお客様のお話しです。

まずは改装後をご覧ください。

改装前の様子って、想像できますか?

改装前はこのような内装でした。


お客様の想い

便利な世の中だからこそ手間暇をかけて丁寧に暮らすことを大切にしたい。

お客様ご夫婦でご検討いただいた結果、ご夫婦のライフスタイルに合うということで、現状を全面改装することになりました。ご要望をお伺いしていると、お客様の人生観やお子様への愛情がひしひしと伝わってきます。

自動洗浄トイレなど便利で快適なものがある時代ですが、便利な物がない公共の施設や災害時などでもお子様が戸惑わずに生活できるようにしたい。そのために、トイレは自動洗浄はいらない。近くにある家庭菜園などで食べ物が育つ姿を子供の頃から見て育ち、物事には時間がかかることや、手間暇をかけることの大切さが学べる「ちょっと不便」な生活がしたい。

そう語ってくださった奥様の表情は、母親としての美しい強さと愛情にあふれていました。ひいては、「二口のかまどがある、土間のキッチンが欲しい」とおっしゃった奥様。これには流石の当社社長/建築家のまんちゃんも目を丸くしました。

しかし、奥様の想いをお聞きしていたので、なんとしてでも叶えたい気持ちの方が強かったのを覚えています。

せっかくなので、どこにもない内装にしたい!!

せっかく自由に計画できるのであれば、こだわった、どこの家にもない内装にしたい。それがお客様のご希望でした。

当社のデザイナーはちょっとやそっとのご要望でうろたえることはありませんが、こちらのお宅の内装に関しては「本当にさせていただいていいんですか?」と少しうろたえていたのを覚えています。お客様からいただいたデザインテーマに、何日も頭を抱えていた当社のデザイナーですが、その様子はとても楽しそうでした。

「一般のご家庭で、お客様のご要望でここまでさせていただけるのは、おそらく、最初で最後かもしれない」
と、デザイナー、タイル職人、左官職人が声をそろえたのは、この道30年の当社社長も初めてだと言っていました。

どのデザインも気に入っていただけたうえに、どの部分をとっても、お客様ご家族らしさが滲み出ていると感じています。

ポンアンドコン企画より

きっかけはご相談。「解体新築か改装か悩んでて… 一度見に来てほしい…」

最初にご相談をいただいたとき、約50年の家を購入予定だったお客様。「解体して新築した方が良いと、他社にすすめられたけれど、それで本当に良いのかどうか悩んでいる」とご相談をいただきました。

実際にお家を見せていただくと、土地も建坪も広く、躯体(家の構造、家を支える土台、柱や梁)がしっかりしているお家でした。さらに、このお家を建てたのが腕の良い大工さんであったことが、あちらこちらに見て取れました。

「これをつぶすのは勿体ないな」というのが当社の見解でした。お客様には、解体して新築すること、現状を全面 改装することのメリットどデメリットをご明しご検討いただくことになりました。

60年代によく見られた内装。長く愛され、時代とともに改装を繰り返された跡も見られる家。

なつかしさを感じる内装だったこちらのお家。建坪も広く、躯体もしっかりしているものの、現代の生活には使い勝手が悪い。それでも、ところどころに、元持ち主さんのライフステージや時代に合わせて少しずつ手を加えている様子がうかがえるお家でした。


オリジナル部分には、多く今では高級になってしまったり、生産が終了して入手困難な上質の材料も使われていたため、使えるものは、使う方向でデザインを開始。

ポンアンドコン企画の女性デザイナーの方向性

大切にしたのは永く愛される家と「気配」

家族動線

お客様は未就学のお子様が2人いらっしゃるお若いご夫婦でした。ここから何十年も同じ家で共に成長していく過程で、様々な変化が起こります。お客様から各部屋のご要望をお伺いし、それを全て取り入れた上で、私がレイアウトで一番重視したことは「家が変化に対応できること」でした。

お子さんが小学生になる。中学生、高校に進み、大学進学などでご夫婦お二人だけの生活になる。そのすべての過程において、ご家族それぞれのプライバシーを守りつつ、必ずお互いの「気配」を感じることができるように、間取りをプランニングしました。

家族のプライバシーを外部から守る

残念ながら昨今はとても複雑な世の中です。一昔前なら心配しなくて良かったことを私たち親たちは心配しなくてはなりません。飛び込みセールスなど、突然全
く知らない人が訪れた時、どれだけ、目から情報を得られないかも大切です。

また、未就学のお子さんをもつ働く主婦はとにかく忙しいですよね?家が最高に散らかっている瞬間に中を見てほしくない人がやってくることもあります。そんな時、リビングと玄関とのドアを閉め応対するようになります。しかし、普通のドアでは、ドアの向こうの子供たちの様子はわかりません。玄関を狭くとってしまうと、来客応対も大変です。

そこで、ドアの向こうの「気配」を感じつつ、リビングを見せないドアを起用し、玄関ホールを広くとりました。こうすることで、玄関ホールは玄関直通のちょっとした応接スペ ースになり、ドアの向こうのお子さんの気配は感じつつ、見えるものは最小限にとどめることを可能にしました。

奥様こだわりのダイニング・キッチンは、「宇宙と禅」がテーマ。

ダイニング・キッチンは「土間」で「二口かまど」 が入ることは決まっていました。奥様から「宇宙と禅」というテーマを言い渡された当社デザイナー。かまどを「太陽」に見立て、床に「太陽系」の惑星を配置し「枯山水」に見立てた模様を水洗いもできる素材で造作。月も奥様のお好きなハワイをテーマに当社デザイナーが手描きしたもの。

引退していた職人さんについてもらった、オリジナルのかまど。

時間に追われる平日は最新のキッチンユニットで炊事をし、休日は友人を招いて、かまどでご飯を炊く。そんな奥様の夢を叶えるために、かまどをつける左官職人さん探し。いつもの職人さんの兄弟子さんがついたことあるということで、隠居生活をしていたにも関わらずご協力いただきました。美味しいご飯の炊けるかまどになりました。

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